9月23日(火)、せきてらすにて「ソーシャルビジネスセミナー」を開催しました。
今回のテーマは 「社会課題をビジネスで解決する」。人口減少や貧困といった課題を、単なる「困りごと」ではなく、新たな価値を生み出すチャンスと捉えるのがソーシャルビジネスの考え方です!

カンボジアでのカゴ作りのお話

ゲストには、カンボジア発のかごブランド「moily」を手がける 池宮聖実さん をお迎えしました。


池宮さんは、貧困問題に取り組むなかで培った経験をもとに、課題をビジネスへつなげる工夫や視点を語ってくださいました。

特に印象的だったのは、

「幸せにしたい相手を徹底的に知ることが大切」
というメッセージです。

対象は人や地域、文化などさまざまですが、相手の現状や叶えたい未来を丁寧にリサーチし、思い込みではなく本当の想いに沿って関わる姿勢が、課題解決の仕組みづくりにつながるのだと学びました。池宮さんの丁寧な語り口からは、「距離感の保ち方」の大切さも感じ取ることができました。

参加者アンケートより

セミナー終了後に実施した事後アンケートでは、参加者から次のような声が寄せられました。

・とても心に響く内容で。力をいただけました。ありがとうございました!
・お話がとてもわかりやすかったです。とても興味深くて、素敵な時間になりました!
・お話しがとっても面白かった。聞きやすく、明日からも頑張ろって気持ちになれたから!
・引き込まれるお話でした。ビジネスの考え方としても参考になります!
・話がわかりやすい!! 勉強なりました!
・池宮さんの経験や感じてこられたことがすっと伝わってきて、自分と、関わりたい人を幸せにするための工夫について聞くことができたのが学びになったのと、話に引き込まれるように聞くことができて、有意義な時間だと感じたからです。
・池宮さんの考え方がとても共感できて、自分が今取り組んでいることと照らし合わせても納得出来る部分が多かった!
・自身の課題を照らしながら聴くことができた。
・体験を元にしたビジネスで大切なことをわかりやすく伝えていただけたことです。
・自分にはない発想の刺激的な内容だった・
・講師の元気をもらえた。

セミナーを通して

ソーシャルビジネスは、社会をよくするだけでなく、自分の仕事を通じて 自分自身も幸せになれる可能性 を秘めています。今回の学びをきっかけに、まずは身近な人や地域との関わりを見つめ直すことから始めていただければと思います。

関市「ソーシャルビジネス支援助成金」のご案内

関市では、子育て・福祉・環境・まちづくり等の社会課題をビジネスの手法で解決する取組を支援しています(市内で実施し、翌年度内に完了する事業が対象)。対象は法人(企業・NPO等)、任意団体、従業員等を1名以上雇用する個人事業主などで、一定の要件を満たす団体です。

  • 助成率・上限:事業費の1/2。上限は1年目70万円・2年目50万円・3年目30万円(同一事業で最長3年間、連続年度に限る)。審査は書類+プレゼンの公開審査で実施。
  • 公募時期の目安:毎年2〜3月に公募受付4月に審査会
  • 対象経費の例:人件費(総額は助成対象事業費の1/2以内)、専門家謝金、消耗品費、印刷製本費、広告料、運送・保険料など。※備品・改修費はそれぞれ事業費の1/3以内。詳細は「対象事業費」資料をご確認ください。
  • 提出方法:窓口・郵送・メールのほか、申込フォームから提出可(募集期間に公開)。

詳しくは、関市公式ページをご覧ください:
👉 関市「ソーシャルビジネス支援助成金」案内ページ 関市公式サイト


今後も市民活動センターでは、地域の課題を考え、行動につなげるきっかけとなるセミナーや交流の場を企画したり、助成金の申請のサポートも行っております!

お気軽にご相談ください!