皆さん!こんにちは〜!スタッフの田原です!
先日、市民活動センターにて「法人の選び方セミナー」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

今回は、これから団体や事業を立ち上げたい方に向けて、
「任意団体のままでいいのか」
「法人化するなら何が自分たちに合うのか」
を整理できる時間として企画しました。

当日は、講師としてセビジネスサポートセンターの杉山さんにお話しいただきました。
参加者の方からも、実際に活動を始めている立場ならではの自己紹介があり、最初から場があたたまりました。

今回のセミナーで大事だったポイント

1 任意団体は「人の集まり」
任意団体は自由度が高く、設立コストもかかりません。
ただし法人格がないため、契約やお金の管理が代表者個人にひもづきやすく、トラブルが起きる可能性があるという話がありました。
団体名義の口座を作りにくい点や、契約の相手から信用面で慎重に見られる点も、現場ではよく起きる課題です。

2 法人化の大きな目的は「信用」と「資金」
法人化する最大の理由として、社会的信用の向上と資金調達の幅が広がることが挙げられました。
助成金、委託事業、企業との取引、寄付募集など、活動を広げるほど「法人格が求められる場面」が増えてきます。

3 非営利は「儲けてはいけない」ではない
ここは誤解が多いところですが、非営利とは「利益を出してはいけない」ではなく、利益を構成員に分配しないという意味。
残った利益は翌年の事業や人件費など、団体の目的のために使っていく必要があります。

4 NPO法人と一般社団法人の違い
NPO法人は社会的信用が強い一方で、設立や運営のハードルが高めで、人数要件や書類作成の負担も大きい。
一般社団法人は比較的設立が早く、少人数でも可能で、事業開始のタイミングを優先したい場合に選ばれやすい、という整理でした。

どちらを選ぶかは「事業のタイミング」「運営体制」「リソース」が大きな判断ポイントになる、という話が印象的でした。

5 企業組合という選択肢
今回は最後に「企業組合」という制度にも触れていただきました。
小規模な事業者が集まって、仕入れや広報、共同の仕組みづくりを進めていく形で、
登記のコストが抑えられる点や、1人1票で意思決定する点など、特徴が分かりやすい制度でした。
最後は質疑応答の時間を多めにとり、
「NPO法人と一般社団法人、結局どちらが向いているのか」
「信頼性の違いは実際どう見られるのか」
など、現場で迷いやすいテーマが多く出ました。

詳細はYouTube動画でご覧いただけます!

「もっと詳しく比較したい」「自分たちの活動分野がNPOの要件に合うか知りたい」という方は、ぜひこちらのアーカイブ動画をご覧ください。

動画内では、参加者からの「株式会社と合同会社の違いは?」「理事の人数はどう決めるべき?」といった具体的なQ&Aも収録されており、実践的な学びが得られます。

おわりに

自分たちにとって「ぴったりな法人格」を最初から見つけるのは難しいものですが、まずは社会的な信用が必要か、どのような規模で活動したいかを整理することが第一歩です。

関市市民活動センターでは、法人設立の支援や助成金の申請サポートを継続的に行っています。動画を見て「もっと相談したい」と思った方は、お気軽にお問い合わせください!

注:本記事の内容は、2026年1月時点の情報を基に作成されています。法律や制度は変更される場合があるため、最新情報は専門家への確認をお勧めします